アミー サヨナラマッチ 9月23日(日)

マッチプレビュー:

フレンドリーマッチ VS   100plus FC@ Bukit Raja Field

天候/曇り 28℃

25 Mins x 3 half (75 Mins)

今週はJSKLが使えない為、アウェイでのフレンドリーマッチ。会場のBukit Raja Fieldは、縦・横ともに若干狭く、所々土が剝き出しになっていたり、一部にキノコが自生している凸凹のピッチコンディション。対戦相手 100plus FCはマレー系とインド系の混合チームで20名弱のメンバーが集結。対するASTAKAは12名という少人数で臨む。17:30からのキックオフという事もあり、猛暑の中での試合ではない事が唯一の救いか。日本帰任の為、今日がアスタカラストマッチとなるアミーにキャプテンマークを託し、試合開始!


参加者:

GK/なし

DF/オクP、カミ、ソースケ、リビタイダ

MF/モトナリ、リチャ、アミー

FW/ヤス、ジュナイダー、ウッシー、モリヤマン、イチ


スコア:

3-3 で 引き分け

10分 0-1 失点

18分 0-2 失点

24分 0-3 失点

38分 1-3 アミー → モトナリ 

45分 2-3 モリヤマン → イチ

68分 3-3 アミー


マッチレビュー:

1st Half

中盤フラットの4-3-3の布陣でスタート。ピッチが小さい事も有り、お互いのアタッキングサードまですぐにボールが行き交い、両チームともに序盤からシュートで攻撃を終えるシーンが見られる展開。ASTAKAはしっかりパスを繋ぎたいが、凸凹のピッチでイレギュラーバウンドするボールに悪戦苦闘し、リズムを掴めない。相手は、中盤の強度やキープ力はそんなに高くないが、前線のスピードある選手を活かしながら攻撃を仕掛けてくる。そんな中、相手左サイドからのクロスをクリアできず右サイドに流れたボールを決められ、先制点を奪われる。失点に続き、ASTAKAにアクシデント発生。ハイボールを競り合ったジュナイダーが着地時に腕を痛め、無念の負傷交代。その後、ハーフライン付近でのパスミスから一気に相手にゴール前まで運ばれ、2失点目。ASTAKAもサイドを起点に反撃を試みるが、ボールが足につかなかったり、スルーパスが長くなりボールがゴールラインをそのまま割るシーンが目立つ。終了間際には、右サイドを崩され3失点目。最後の縦パスは明らかなオフサイドに見えたが、重量級ラインズマンの旗は上がらず。1st Halfから3失点、さらに負傷者発生という苦しい戦いを強いられる事に。


2nd Half

このままでは終われないASTAKA。徐々に相手のスピードや劣悪なピッチにも慣れ、リズムを掴み始める。特にアミーがガットゥーゾばりの激しさとボール奪取能力を見せ、中盤を掌握。奪ったボールをモトナリがサイドに展開し、チャンスが増え始める。アミーのオーバーヘッドやCKからのモトナリのシュートが、相手DFの でかヴェロンにゴールライン上で阻まれるなど、ゴールまであと一歩のところに迫る。ASTAKAが押す展開の中、アミーのパスを受けたモトナリが、ペナルティエリア手前で相手DFをかわし右足でゴール!1点を返す。相手は前線の2枚に加え、サイドハーフもどんどん前に飛び出してASTAKA DFの裏を狙ってくるが、決定的なシーンは作らせない。そんな中、中央でボールをキープしたモリヤマンが、右サイドにスルーパス。タイミングよく相手DFの裏をとったイチが落ち着いて決め、2-3に。1点差に詰めよった所で最終3rd Halfへ。


3rd Half

迎えた3rd Half。同点、そして逆転を目指し円陣を組むASTAKA。「1点とりたーい!」というアミーの掛け声で気合いの入ったメンバーは、疲れを見せず相手ゴールに迫っていく。2nd Half同様に中盤の主導権はASTAKAにあり、そこからサイドへの展開、中へのクロスといった攻撃で得点を狙う。しかし、シュートの精度不足や相手DFの粘りもあり、中々同点ゴールを奪えない。相手も攻めの手は緩めずに、サイドバックも高い位置をとって攻撃を仕掛けてくるが、ASTAKA守備陣も踏ん張り、追加の失点は許さない。日も傾きかけ、試合も残り10分を切った中、右サイドの崩しから裏に抜け出たヤスがセンタリング。一度は相手DFにクリアされ、ペナルティエリアの外へハーフバウンドのボールがこぼれるが、それに反応したアミーがダイレクトで左足一閃!真っ直ぐにゴールに向かっていったボールはクロスバーにあたりゴールイン!アミーの有言実行&値千金の同点ゴールで試合は振り出しに。その後、残り時間もゴールを狙い攻めの姿勢を見せたが、逆転は出来ず。3-3で試合終了となった。


総評:

今回も序盤に大量失点を喫し、追いかける展開という最近の悪い流れを繰り返してしまったのは悔しいところ。守備時に自分が誰を担当するのか、もしくはゾーンで守るのか等といった決め事を、相手の出方を見つつ、立ち上がりから極力早い段階でチームで共有できる様に努めていきたい。また、慣れないピッチ、明らかな誤審などアウェイならではの難しさに苦戦し、特に1st Halfは全く試合のリズムが掴めなかった。ただそんな中、総勢12名(1st Halfの途中からは実質11名)、DFラインも初めての組み合わせという状況で、2nd Half以降は無失点に抑え、0-3から同点まで持ち込んだ事は個々人の適応力の高さ、チームとしての地力の強さといえる。特に、守備において相手の攻撃の芽をつぶすだけでなく、攻撃でも決定的な仕事を果たしたアミーは、この同点劇の大きな原動力となった。今後、どの様な環境でも、狙い通りの試合運びや結果を出せるチームを目指して、レベルアップしていきたい。

中盤での獅子奮迅の働き、1アシスト、そしてスーパーミドルによる同点ゴールと、自身のラストマッチで、持ってる男ぶりを発揮したアミー。短い間でしたが、一緒にサッカー出来て楽しかったです!日本でもお元気で!


ASTAKA FC (アスタカ)

ASTAKA FC (アスタカ 大人チーム)はマレーシア クアラルンプールで活動するアマチュアサッカーチームです。メンバーは全員日本人で構成されており、毎週日曜日に試合形式で楽しく、真剣に活動しております。

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