Johan Setia Mini League (Week 8) 10月26日 (金)
マッチレビュー:
JSミニリーグ vs KRU LEGEND @ Jahan Setia
天候 晴 (26℃)
キックオフ 21:45 / 35min x 2 halves
暗闇に包まれたド田舎で神々しく輝くJahan Setiaでのリーグ最終戦。多少の湿り気は感じるが、前節と比較するとコンディションは良好。ASTAKAは前節での勝利を逃し、優勝の可能性は消滅したが、今宵も準優勝を掛けた重要な2位KRUとの直接対決。目立った特徴は無いが、年齢層・フィジカル面でのバランスの良さが武器か。ASTAKAも攻撃陣中心ではあるが、若手・ベテランのバランスが取れた15名で迎え撃つ!
参加者:
GK/てっちゃん
DF/タカムラ、ヨースケ、マタ、リビタイダ
MF/マジマン、カミ、リチャ、ツッチー、ジュナイダー、モニカ、イチ
CF/ヤス、アビ、オクP
サポート/B-SAKU(監督補佐・撮影係)
スコア:
2 - 4 で 敗北
14分 1-0 ヤス → オクP
20分 1-1 失点
39分 1-2 失点
60分 1-3 失点
63分 2-3 ツッチー → アビ
67分 2-4 失点
マッチレビュー:
1st Half
重要な最終戦で両者浮足立った立上りからペースを握ったのはASTAKA。最終ラインで相手の攻撃をきっちり終わらせると、素早く中盤を経由して右サイドへ展開。ジュナイダーが右奥コーナーを深くえぐり、マイナスボールをヤスがヒールで軽くフリック。最後は逆サイドのオクPが詰め先制点。このままASTAKAペースに持ち込みたかったが、DFラインから中盤でボールが落ち着かない。すると、流れが戻らないまま自陣深い位置でのミスからボールを奪われ、簡単に同点を許してしまう。自滅気味に試合を難しくしてしまった結果、全体的なポジショニングと距離感がズレ始め、ポゼッションできない状況に陥る。運動量のある相手に対し、終盤は防戦一方の展開も、なんとか最終ラインが踏ん張り、追加の失点を許さなかった。
2nd Half
流れを取り戻したい後半。ヤスをボランチに下げ、試合を確実にコントールすることから試みる。序盤、右サイドが連携を取り戻し、カミーヤスージュナイダーのトライアングルでチャンスを作る。しかし、攻撃意識を高めた矢先、中央から相手ストライカーに一気に崩され逆転を許す。失点は許したものの、中盤と最終ラインの安定感は取り戻したASTAKA。タカムラからのフィードと中盤経由でのショートパスで緩急をつけるが得点は生まれない。空中戦は分が悪く、相手の優位な位置にボールを落とされチャンスを作られる。こぼれを奪取した右サイドの猛烈な突破から華麗なループを決められ痛い追加点を奪われる。逆転の望みを捨てないASTAKAは、セットプレイからこぼれをツッチーが拾い、アビが押し込みエースの意地を見せる。反撃の狼煙をあげたいところであったが、後手に回った結果、マタが2枚目イエローで退場。その後リスク覚悟で攻めるも、最後はカウンターで止めを刺され勝負あり。
総評:
前半序盤は最終ラインの集中力は高く、守備面で試合を引き締めてくれた。相手マークがズレる場面もあったが、お互いが良く声を掛け合い、カバーの意識を持つことでうまく補完していた。一方で、後方からのビルトアップではほぼ狙い通りのパスは通らず、チーム全体のリズムを崩す主要因となった。受け手側とのコミュニケーションを増やすことでズレを修正し、しっかりとゲーム中にコンセンサスを形成して欲しい。攻撃面でも前半序盤は、味方サポートが良くできており、セカンドの奪取率も高かった。チャンス時のゴール前の厚みもあり、実際に得点にも繋がった。但し、毎度のことながら、サイドでの仕掛けやボールをもらう位置に関しては徐々に秩序がなくなり、機能が著しく低下していた点は要改善。
後半、結果的に多くの失点を許したものの、多面で向上し、全体的に得点の匂いがあった。特に序盤はヤスがボールを落ち着かせ、カミがうまく右サイドでサポートすることで効果的な攻撃シーンを創出した。相手も地味に運動力が多く、後半になっても失速しなかっただけに、中盤・サイドを制圧されたのは致し方なし。また、相手チームのストライカーはスタミナ・スピード共に脅威で、一瞬の突破を許してしまったことは責められない。とはいえ、1対1の同点から、先にゴールを許したことで試合運びを難しくした面はあり、その点を踏まえた特別なケアが必要だったかもしれない。
リーグ優勝賞金であるRM1500の小切手は、もう一つのアフリカンASTAKAの手に渡りました。
最終結果。日本ASTAKAは残念ながら4位でフィニッシュ。
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