フレンドリーマッチ 12月9日(日)
マッチプレビュー:
フレンドリーマッチ VS FT Chinese@ JSKL
天候/雨 28℃
30 Mins × 3 Halves (90 Mins)
JSKLでのフレンドリーマッチ。対戦相手のFT Chineseは、セランゴール州のU-21の中華系マレーシア人の選抜チームで、6月と7月に続いて今年3度目の対戦。今回は近日始まる州対抗の大会に向けた最終調整として、Astakaに練習試合を申し込んできた。この日もコーチに引き連れられた若手選手約20名が時間通りに集合。6月と7月の対戦ではいずれも1点差で敗れている相手だけに、Astakaとしては是非ともリベンジしたいところ。初参加のヨシダを含む22名という豊富な人員で迎え撃つ!
参加者:
GK/テッチャン
DF/マタ、リビタイダ、ウッシー、ヨースケ、ソースケ、オバタ、モトハシ、イノ
MF/カズマ、ヨシ、ジュナイダー、モリヤマン、モトナリ、リチャ、ツッチー、Dr.Tinder、ユイ、ヨシダ
FW/ヤス、アベヤン、オクP
サポート/あっちゃん
スコア:
3-3 で 引き分け
29分 1-0 ユイ → ヨシダ
44分 2-0 ヤス → アベヤン
63分 2-1 失点
68分 3-1 カズマ
77分 3-2 失点
79分 3-3 失点
マッチレビュー:
1st Half
Astakaはボランチ2枚の4-5-1の布陣。分厚い雨雲が接近し、強い風が吹く中キックオフ。相手は短いパスを繋ぎながら、前線のスピードのある選手を活かした攻撃を仕掛けてくる。序盤から自陣に押し込まれる時間が続くが、決定的なシーンは与えない。Astakaも徐々に試合のペースを掴むと、裏に抜け出したアベヤンがゴール前でFKを獲得。自ら狙ったボールはキーパーに弾かれるがこぼれ球にヤスが反応。しかしそのシュートもキーパーのファインセーブにあい、得点はならず。約半分が経過したところで、雨と雷が強くなり試合は一時中断。
約1時間の中断を経て、試合は再開。Astakaはフィールドプレイヤーを全員入れ替えて臨む。大雨でぬかるんだピッチに苦戦し、ボールをキープできず、しばらくは自陣内で凌ぐ時間が続く。しかし、ユイのドリブル突破などから徐々に盛り返すと、終了間際に相手キーパーのキックミスをカットしたそのユイが左サイドからセンタリング。中で待っていたヨシダがワントラップしてデビュー戦ゴール!少ないチャンスをものにしたAstakaが1点リードで1st Halfを終える。
2nd Half
ピッチコンディションが悪くボールが走らない事から、横パスやバックパスを避け、縦にシンプルに展開するという意思統一をして迎えた2nd Half。立ち上がりからAstakaは前に重心をかけ、相手サイドバックの裏のスペースをどんどん狙っていく。一方、相手はぬかるんだピッチコンディションにも関わらず細かくパスを繋いでこようとする為、Astakaのインターセプトの成功率が高くなり、1st Halfとは打って変わって相手陣内でプレーする時間が増える。チャンスが続いて迎えた44分、ヤスのパスに抜け出したアベヤンが左足でニアを打ち抜き追加点。2-0とリードを広げる。その後、攻撃の手を強めた相手に幾つか危ない場面を与えるが、テッチャンの好守にも助けられ、無失点で2nd Halfを終える。
3rd Half
再び雨脚が強くなってきた中で迎えた3rd Half。しっかり試合を締めたかったが、開始早々、相手陣内でのスローインから中央にボールを繋がれ、そこから一気に前線に縦パスを入れられると、DFが振り切られて失点。1点差に詰め寄られる。Astakaは2nd Half引き続きDFラインの裏を狙った攻撃で相手ゴールに迫る。77分、連続して続いたCKのこぼれ球を拾ったカズマが左足でシュート。相手に当たったボールがゴールに吸い込まれ2点差にリードを広げ返す。しかし、メンバーチェンジを行った直後の77分に、中盤からの相手の縦パスで左サイドを破られ、またもや失点。そのすぐ後にも、同じような形からDFが振り切られると一気に同点にされる。Astakaも得点を目指して最後の力を振り絞るも、流れは完全に相手チーム。終了間際には、相手のセンタリングへのブロックがハンドの判定をとられ、PKを与えてしまう。絶体絶命のピンチを迎えるが、守護神テッチャンがシュートコースを読みストップ!かろうじて3-3の引き分けで試合終了となった。
総評:
大雨で劣悪なピッチコンディションでも繋いでこようとする相手の戦い方に助けられた部分もあるが、2nd Half終了時には2-0としておきながらリードを保てず、テッチャンのファインセーブが無ければ大逆転負けを喫していた可能性もあった。3失点は全て同じように、DFライン裏への縦パス1本で相手FWに振り切られ決められた形。相手のパスの正確さ、前線の選手の速さはもちろんあるが、ファーストDFのポジショニングや身体の向き、カバーするDFのポジショニングを改善する事で、防げた点もあった。悔しい結果とはなったが、連敗中だったヤングチーム相手に対して引き分けた事は一歩前進とポジティブに捉えたい。次回の対戦では絶対に勝ちたい!
チーム3点目。カズマのゴール!
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