2019年 基本戦術
皆さん、
2019年の活動は、先週より始まっていますが、13日のKL Derbyから新体制発足しますので、今年も宜しくお願い致します。
さて、掲題の件ですが、「できる」「できない」はある程度は念頭に置いていますが、目指すべきスタイルとして、チームと共有する指針を示したいと思います。
少し長い話になりますが、一度目を通しておいてください。
基本戦術(意識)
まず、戦術ですが、フォーメーションやシステムなど難しい話?の前に簡単に「どう言ったサッカー」を目指すかですが、せっかく皆さんお忙しい時間を調整してサッカーしに時間を割くわけなので、どうせなら「勝つサッカー」を目指したいと思います。
では、「勝つためのサッカーって?」と言うところですが、「可能な限り攻撃の時間を増やすサッカー」を目指したいと思います。サッカーは攻撃しているから勝てる訳では無く、守備時間が長いチームが勝つこともあるのが醍醐味の一つでもありますが、攻撃をしているチームが有利なのは間違いありません。そして何より攻撃の方が「楽しい」です。
(ただし「攻撃」の定義も色々あると思いますが、細かい点は この後にお話しさせて頂きます)
「可能な限り攻撃の時間を増やすサッカー」についてですが、攻撃の時間=ボールを保持している時間です。これを長くするには2つあると思います。 1つ目は、ボールロストを減らす。2つ目は、相手ボールを奪うまでの時間を短くする。これを繰り返せば必然的に攻撃の時間を増やす事ができます。
ボールロストを減らすには、個の質が大前提です。ただし、ボールホルダーへの周りのサポートも重要です。シュートにしろ、ドリブルにしろ、パスにしろ、ボールホルダーが持っている選択肢から状況判断をして選択します。ですが、サポートがしっかりしていれば、選択肢を増やす事ができます。この選択肢を増やす事でチームとしてロストを減らす事ができるはずです。
攻撃時も守備時も、ボールが動けば、そのボールの移動に合わせて11人全員が動き直す必要があります。体力的に厳しいかも知れませんが、ボールを受ける、ボールを奪う準備の動きは怠らずにトライしましょう。
相手ボールを奪うまでの時間を短くするには、ネガティブトランジション(守備への切替)の意識のスピードアップが必要ですが、ここで勘違いして欲しくないのは、ロストした場所と、ファーストディフェンダーの後ろの準備ができているかの確認が必要です。例えばミドルサードの横パスをカットされた時にセンターハーフが後ろの確認をせずにファーストディフェンダーとして強めのプレスを掛けたが、簡単に身体を入れ替えられると、DFラインで数的優位ができていない状況で、フリーで前を向いた相手をディフェンディングサードに迎え入れないといけない局面を迎えます。 これはASTAKAでよくある簡単に失点するシーンです。
なので、ネガトラは早く。ただし場所と後ろの状況を確認してプレスに行くか、ディレイさせるかの判断を誤らずに全員が同じ意識で守備に移行できれば、必然的に相手ボールを奪うまでの時間を短くする事ができるはずです。
今回は、戦術というよりもプレーする意識統一の部分となりますが、追ってもう少しサッカーっぽい話もさせて頂きたいと思っております。
それでは、また日曜のグラウンドで!
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