フレンドリーマッチ 3月31日

マッチレビュー

フレンドリーマッチ vs BER Fly FC @ JSKL

天候/晴れ 34℃

30min x 3 halves (90mins)

今週の対戦相手は、マレーシアの弁護士さんチーム。来月にシンガポールの弁護士チームとの対抗試合を控え、ASTAKAが調整試合の相手に選ばれた格好。金曜の段階で11人揃っておらず、KFSさんから助っ人も来てもらい結局は総勢17名にて試合に挑む。

参加者

GK/ 鉄ちゃん

DF/ ツッチー、カズマ、テル(助っ人)、おくP、リビタいだ、マタ(遅刻)

MF/ リチャード、ウッシー、マジ、バラ、ハラダ(助っ人)

FW/ やす、ヨシ、ジュナイダー、バタシン、マーシー(助っ人)

サポート(カメラマン)/あっちゃん


スコア 2−3で敗戦

35分 失点

65分 失点

84分 カズマ⇨ジュナイダー

87分 ウッシー⇨カズマ

88分 失点

 

システムは、4−1−2−3を採用。テーマは下記の3つ。

1)猛暑の中でのキックオフの為、体力をできる限り温存する為にも、長いスプリントは抑え、出来るだけ細かい動きなおしでボールを保持して試合を進めたい。

2)位置的優位を取る為、DFラインからのビルドアップ時には、味方SBが相手のマーカーと同列以上のポジショニングを取る事でDFラインでの詰まりを予防し、位置的優位から更に縦へ数的優位を取る事。

3)FWはワイドに開いて足元や、降りてきてゴールに背を向けたまま拾いに行く事だけでは得点チャンスは生まれにくい為、裏をとる動き出しをする事で相手DFラインとの駆け引きを常に意識する。


1本目

試合は相手もライン高めに設定し、コンパクトな試合展開であるが、球際でのデュエルはそれほど強さを感じない。ただし、全体的に彼らの方が、若く運動量と初速で負けてしまいボールを保持できない。 コンパクトな展開な為、インサイドハーフが高いポジションを取りがちで、FWも降りてきすぎる傾向があり、相手DFライン背後の空いたスペースを有効につけない展開。 ただし、ASTAKA DF陣も大きなピンチは無く、0−0の均衡した1本目となった。


2本目

2本目開始早々に失点。右サイドで入れた縦パスをカットされ、早いカウンターを受ける。左サイドの裏を取られ、そのままGKとの1オン1となり失点。縦パスを入れる事自体は良いが受けての準備ができていたのか? ロスト直後のトランジションで一瞬チーム全体としてリアクションが遅れたのではないか? このチームの良くある失点シーン。対策と共通認識のレベルを上げる必要がある。

その後は1本目と似た展開で大きなチャンスは作れないまま終了。


3本目

2本目同様に開始早々に左サイドのアタッキングサード侵入した位置で3人が同じレーンに入ってしまいボールをロスト。セオリーでは最悪のロストの状況。これを案の定、カバーが不十分で相手のカウンターが発動。中央に入れられたボールでGKと1オン1。GK鉄ちゃんが一度は阻むもこぼれ球を拾われ失点。

ただし、3本目から2本目までCBをお願いしたカズマをインサイドハーフまでポジションを上げた事で少しずつリズムをつかみ始める。84分に相手の右SBがロングドリブルでディフェンディングサードまで侵入されるも跳ね返しからASTAKAのカウンターが発動。カズマからのスルーパスを受けたジュナイダーがゴール。スコアを1−2まで戻す。

その3分後にマジがGKを交して残すはシュートのみという所でバランスを崩し、シュート打てず。ただしパスを受けたカズマとウッシーがゴール前で相手をチャブって最終的にカズマがゴール。スコアを振り出しに戻した。

このまま引き分けかと思った、リスタート直後、キックオフ直後にシンプルにDFライン背後へボールを入れられ、そのままGKと1オン1で直ぐに失点。

そのまま試合終了で結果2−3で敗戦。


総括

試合前に掲げたテーマが殆ど出来ず、結果上手く攻撃できていない事でリズムを作れない。そう言った背景はあるが、3失点とも相手に圧倒された訳ではなく、自分たちのミスから起きた失点。下記の基本原則が守れずの失点が残念。次回へ課題が残る試合となった。

A) ロスト直後のDFへの切り替え速度の改善

B) ボールロストの状況。攻撃時に位置的優位を意識する事で、ロスト直後に守備に入れ、斜め前後でカバーができる状況をもっと意識する

C) リスタート直後の集中力維持

非常に基本的な事だが、この3点が残念ながらチームとしてパフォームできなかった。

拮抗した相手には、こういった事が勝敗を分けるのがサッカー。今後も基本動作、ディテールを意識して改善していきましょう。

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