フレンドリーマッチ 7月14日(日)
マッチレビュー:
フレンドリーマッチ vs Laksamana 30 @ JSKL
天候/雨のち曇り 25℃
30 Mins × 3 Halves (90 Mins)
雨上がり後のJSKLは蒸し暑さも解消されピッチも良好で絶好のコンディション。怪しいビジネスマン風(?)のオヤジ率いるベテラン軍団を14名の精鋭で迎え撃つ。
参加者:
GK/テツ
DF/イチ、リビダイダ、マタ、ウッシー
MF/リチャ、サイトー―、リー、カミ
FW/ケン、セイヤ、モリヤマン、ツッチー、バタシン
スコア:3-2で勝利
8分 1-0 ウッシー⇒ケン
12分 2-0 OG
36分 2-1 失点
65分 3-1 イチ(PK)
72分 3-2 失点
(1本目)
これまで4-2-3-1をベースにサイド攻撃を意識して戦ってきたが、チーム戦術のバリエーションを増やすため、4-3-3の布陣にチャレンジ。各所でトライアングルができる利点を生かしたボールポゼッションと、トップの動き出しによるメイクスペースで攻撃陣の流動性を生み出すことを狙いとする。
立ち上がりは慣れない布陣によってポジショニングも定まらず、ASTAKAのDFラインとMFの間に位置取るテクニシャンを起点に危ない場面も。ポゼッションも狙い通りとはいかず、プレーを切るために大きく蹴りだすシーンが多く見られた。
なかなかボールが落ち着かない中であったが6分に先取点が転がり込む。相手陣内に押し込みシュート後のこぼれ球を二次攻撃に繋げウッシーが右から入れたボールをケンがヒットしゴール左隅に吸い込まれる。続く12分、バイタルエリアで受けたサイトーがタメを作りイチのオーバーラップの時間を稼ぐ。左サイドからのイチのセンタリングは相手GKのミスを誘いOGで追加点となる。2点リードの余裕からか中盤のポジショニングも適正になり、若くてスピードのある相手両ウィングにもASTKA守備陣は熟練の対応を見せ突破を許さず無失点で1本目終了。
(2本目)
2本目も同じ布陣で臨むが、立ち上がり6分、中盤でロスとしたボールから失点を招く。2本目はこの1失点に食い止める。
攻撃については味方フォローを待てず攻め急ぐシーンが目立つようになり、散発的な攻撃となる。前線にボールを送ってもロストし再びボール回収に勤しむ悪循環もみられた。
(3本目)
今日はイチのオーバーラップが効果的で、開始5分、前線深い所で受けたところを相手DFがたまらずファウル。ファウルした選手は執拗にペナルティエリア外のプレーをアピールするも、レフリーはPKの判定。これをイチが自ら決め再び2点差のリード。
俗に2点リードは怖いと言われるが、12分、ASTAKAのクリアミスを少し遠目からダイレクトでロビングシュートを決められ1点差。相手に少し活気が戻り、3本目終盤にDFのパス回しのミスから危ない場面を作ってしまうが前線からセイヤが長い距離を戻りCKに逃げる。
その後は相手にも反撃の力は残っておらず、ゲーム終了。
総評:
不慣れな布陣ながらも勝ちきった点は評価したい。
とくに1本目の2得点はFW陣の押し込みにMF陣がサポートに入り、さらにDFの押し上げが得点につながったもので、こういった分厚い攻撃を志向していきたい。そのためにはどんな布陣でも間延びせず、特に終盤の疲労が出てくる時間帯でも味方通しの適正な距離感をキープできるよう意識していきましょう。
ボールポゼッションをテーマとしたゲームであったが、ボールの受け手に対するサポートが不足しピンチを招く場面が散見された点は次戦以降の改善点。
さらにリードで迎えた終盤でのゲーム運びも向上していきましょう。
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