Johan Setia Mini League (Week 7) 10月19日 (金)
マッチレビュー:
JSミニリーグ vs ASTAKA FC(全く同じチーム名) @ Jahan Setia
天候 晴 (28℃)
キックオフ 22:00 / 35min x 2 halves
市内から遠くに位置するJahan Setiaは良き田舎の雰囲気を残すサッカー専用グランウド。スコールの影響か、湿る天然芝は田んぼのよう。本日の試合にどう影響するか。
JSミニリーグの Week 7。ASTAKAは残り2節を残して3位(全7チーム)で、優勝を狙える好位置に。今宵は、全勝で首位独走中のもう一つのASTAKA FC(以下AAFC)との天王山。アフリカン選手で構成されたAAFCは若さとインテリジェンスを兼ね備える強敵。対するASTAKAも攻撃陣を中心に15名の猛者が集合。完全無欠の強豪チームをどう攻略するか。
参加者:
GK/てっちゃん
DF/ウッシー、ゴエモン、オバリン、モトハシ
MF/ソースケ、カズマ、マジマン、カミ、ヨシ、リチャ、ツネ
CF/アベヤン、ヤス、アビ
サポート/B-SAKU(監督補佐・撮影係)
スコア:
2 - 2 で 引分け
12分 1-0 カズマ (FK)
13分 1-1 失点
28分 1-2 失点
60分 2-2 ソースケ → アベヤン
マッチレビュー:
1st Half
AAFCは人数が集まらず(?)10名でのスタート。序盤は数的優位を活かしASTAKAがサイドを起点に果敢に攻め続ける。サイドの高い位置でキープ、フィードのセカンドを拾うことで連携のリズムが生まれる。バイタル付近でチャレンジを続けた結果、好位置でFKをゲット。カズマの完成度の高い直接FKで華麗に先制!このままASTAKAペースかと思った矢先、得点後で集中力の切れたスキを突かれ同点を許す。ぬかるんだグラウンドで長所を活かし始めたのはAAFC。ボールがうまく捌けない中央ではデュエルの強さ、サイドではスピードを活かした縦の崩しが効き始め、次第にASTAKAの重心を後退させる。後手に回り続けた結果、中央やや遠めから鮮やかなミドルを決められ逆転される。終盤のメンバー交代も流れは変わらず、トップが孤立する展開となり、得点の匂いがしないまま前半終了。
2nd Half
低くすぎるDMFの位置とサイドに開きすぎたOMFのポジショニングを修正し、中央の密度を高める。試合はすぐに動き出し、開始5分で二度のチャンスを創出。得点の匂いがし始めた一方で、重心が前になった分、強烈なカウンターアタックのリスクにも晒される。事実、チャンス後、スピードに乗ったショートカウンターで決定的なピンチを迎えたが、GKテッチャンの神セーブでチームを救済。その後もDF陣全員が気持ちの入った粘りの守備でピンチを凌ぎ、攻撃陣を奮起させる。コレクターとして途中投入されたソースケがセカンドを拾い始めると前線にも推進力がうまれる。60分、アッタキングサードでこぼれ球をソースケが奪取。素早くアベヤンに送り出し、超絶ターンから同点ゴールを流し込んだ!終盤は相手の運動量も落ち始め、ASTAKAの時間。決定的なチャンスはいくつもあったが、相手はさすが無敵艦隊。チームの総力を挙げて守備網を構築し、追加点は奪えず終了。
総評:
前半、4-4-2(ボックス)型で挑むもOMFがサイドに開きすぎていた為、中央で攻撃の厚みを作れず。カズマの献身的な動きでカバーしていたが、DMFの位置も含め全体的にバランスが悪かった。相手CBの守備はタイトで、アベヤンが前を向けない分、楔パス後の貰い手の動き/工夫が必要。守備陣も、コーチングが少なく、カウンター時のマークの受渡しの遅さが目立った。
後半、後ろからのビルトアップも落ち着いており、相手を終始自陣に押し込めていた。特に右サイドからの果敢な崩し(モトハシのオーバーラップ)は、相手に脅威を与えており、CKのチャンスを何度も創出。最終ラインのリスク管理も改善があり、特に中央でのブロックは力強さを感じた。前半少なかったアッタキングサードでのワンツー(出し手のムーブメント)が増え、リズムが生まれたのはGood!
前半は自滅気味にリズムを崩したが、後半は修正し、本来の実力を発揮。攻撃陣・守備陣共に要所で光るプレイを魅せた。チャンスの数はASTAKAが多かっただけに結果としては悔しいが、相手個人の能力は高く、またショートカウンターは常に脅威であり、難しい試合であったことは否めない。これでAAFCのリーグ優勝が決定したが、ASTAKAは次節(2位チームとの直接対決)に勝利し、確実に準優勝を掴みたい。
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